オリンピックに出場し活躍できる選手になりたいと、誰もがこの夢を持って競技スポーツを始める。
このオリンピックに出場する選手達は、一体どのような能力の持ち、その能力はどのようにして作られたのであろうか。
これは私が考えるオリンピック選手となる条件であり、小さい子供さんやお孫さんをお持ちの方、あるいは現在オリンピックを目指している選手には、ぜひ読んでいただきたい。
また、これらは陸上競技に限らず全ての競技スポーツに通じるものである。

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 1972年ミュンヘン・オリンピックの壮行会、当時26歳で初のオリンピック代表


選手個々が、より高まる競技スポーツを見つける
まずは、個々が最も伸びていく競技スポーツを、見つけることである。いくら自分が好きだからといっても、そのスポーツが将来大きく伸びるとは限らない。

以前、競技スポーツが求めるものとはでも書いたように、競技スポーツの目的は、「勝つ」こと「記録を伸ばす」ことにある。その目的を達成した時は、喜びや幸せ、そして自信も獲得し、活力も生まれてくる。しかし、負けることや記録も伸びない状態が続けば、苦痛を感じ、その結果自信も失うことにもなる。このためにも、種目の選択を間違えてはいけない。
専門とするスポーツを始めるのは、中学生や高校生からであると思われる。この時期に将来、最も伸びていくスポーツを見つけるのである。それにより個々の持っている夢を実現する可能性も出てくる。
それでは、どうのようにしてこのスポーツ種目を見つけるかである。それは個々の素質をよく見極めることである。

 
自己の素質を見極めること
この素質(資質)には、「体力」、「体型」、「感覚」の三つの大きなものがある。「体力」は瞬発力のある体力なのか、または持久力のある体力なのか、「体型」はそれぞれの競技スポーツに向いた体型をしているか、「感覚」はあらゆる方向にタイミングよく安定して動いていけるものを持っているか、などである。
これらを総合的に考え、個々が最も伸びていく競技スポーツを見つけていく。DSCN7114
 
幼少期の運動は競技の専門性に偏ることなく
 遊び運動など中心として運動感覚養いながら
 身のこなしを学習していくことが好ましい
今後は、「体力」「体型」「感覚」を詳しく説明していきたい。次回は「体力」を取り上げる。